誰にでも、話しやすい好みのタイプや苦手に感じてしまうタイプが無意識の中にあったりする。プライベートなら、それはそれで構わないし、そこで終わるのだが、仕事上では避けてばかりもいられない。
特にプロジェクトやチームなど、協力して作業する様な場面では、考え方を改める必要が出てくる。見た目や態度、言葉づかいなど、個々の人柄を印象付けるポイントがあるのだが、ある意味で職場という特殊な環境では、どのような相手にたいしてどう接するかというところに工夫が必要になる。
出会いというのは、いつでもどこにでも起こっている。外を歩けば、誰かとすれ違うことになり、直接的にその人ではなくても、その人の知人や友人が今後の自らの人生を揺るがす大切なの人であっても不思議はない。
そう考えると、出会いというものは非常に大切なものであり、ただ出会っただけでは発展して行かずに消えてしまうこともあるものだといえる。
そういう意味で考えると職場というのは面白い場所だ。少なくともその職場に何らかの興味やきっかけがあったから働き始めたわけで、たまたま外出してすれ違う人達よりもずっと関係性がある存在なのだ。
実際に、苦手だと考えていたタイプの人でも、同じ時間を過ごしていれば段々でもその人の素の部分が見えてくる。そこには自分との意外な共通点も見出せたりして、業務という同じ目的を共有したからこそ、結果として相手を深く知ることができたりもするのだ。
時には、プライベートな出会いだったら話しかけることもなかったような人とも親しくなっても何ら不思議はない。